お久しぶりです。
コダちゃんです!
「忙しい」を言い訳に全くブログを更新していませんでした。。。
定期的に更新できるようがんばります。。。
近況としては すでに ブラジルに上陸 しました。
これからは少しずつ こちらでの生活についても書いていきたいです。
今日の話題は 渡航前の難関
「予防接種」について です。
・ブラジル渡航で推奨される予防接種の種類について
・比較的に簡単に打てる予防接種
・最難関予防接種「黄熱」
・黄熱予防接種レポ
・予防接種についてのまとめ
それでは参りましょう~ コダコダ
・ブラジル渡航で推奨される予防接種の種類について
海外赴任する場合、渡航前に
その地域で推奨されている予防接種を受ける必要があります。
(EUは受けなくてもいいようで、ドイツに留学したときはそんな事前の準備が必要だなんて考えていませんでしたが、EU以外のほとんどの国・地域は予防接種の推奨が
ありますので 要チェックです。)
ブラジルは2024年現在下記疾病の予防接種が推奨されています。
・破傷風
・A型肝炎
・B型肝炎
・黄熱
このうち、破傷風・A型、B型肝炎については
町のお医者さん(内科医など)で打ってもらうことができます。
一方で、黄熱ワクチンについては
実施している医療機関が限られていて、打てる日程・準備されている
予防接種数も限られています。
=予約がめちゃくちゃ大変です。
・比較的に簡単に打てる予防接種
破傷風・A型肝炎・B型肝炎については
比較的簡単に予防接種を受けることができます。
私は住んでいた市町村の病院で打ちました。
医療機関で相談したところ、私の場合
破傷風は1回でOK
A型肝炎・B型肝炎は 3回打ちましょうということになりました。
ここで注意したいのが、A型肝炎・B型肝炎 の予防接種
2回目の接種は 1回目から4週間以上空けて打つ
3回目の接種は 2回目から6か月以上空けて打つ 必要があります。
え。。。
つまり渡航前に予防接種を完了させるには
出発の最低7か月以上前に 接種を始める必要があるんです!
私はそんなこと知らなかったので、3回目の接種はせずに(できずに)
ブラジルに来ました。。。
今後こちらで3回目の接種をすることになると思います。
その際にはまたレポを書きますね。
(ただし、後述しますが
私は黄熱ワクチンの際に「打った予防接種が間違っている!」など
さんざんお医者さんに怒られました。。。
心配な方は、黄熱ワクチンの接種を行っているような大きな病院で
そのほかの予防接種も打ってもらうのが間違いないです。)
・最難関予防接種「黄熱」
予防接種のなかで最もレベルが高いのが、「黄熱」です。
まず黄熱ワクチンを打てる医療機関は限られています。
中部地方の場合
・名古屋検疫所(セントレア)
・名鉄病院
の2か所のみでした。
また、上記2か所に行けば打ってもらえるわけではないです。
黄熱ワクチンの接種を実施している日を確認して
予約する必要があります。
この黄熱予防接種の実施日、大体月に1回程度のみ
さらに各実施日で準備している予防接種受付枠が決まっています。
(私が打った際は大体1回の予防接種日に対して
準備している枠は20人分程度でした。)
さらにさらに
黄熱の予防接種を予約できるのは、渡航日の2か月前からと決まっています。
つまり。。。
中部地方で黄熱予防接種を受けようとする場合
場所は2か所のみ
それぞれ1か月に1回しか実施日がない
予約枠は各回20人分しかない
かつ、渡航日2か月前にならないと受けられないので、実質的な
予防接種のチャンスは 多くて「4回」程度しかありません。
(こちらに日程調整の余地はないと思ってください。)
さらにいうと、予防接種後、副反応等があるため
渡航の10日前には接種を完了するよう勧めている医療機関もあります。
ブラジルなどの中南米にお越しの際は
かなり前々から黄熱予防接種の下調べをされることをお勧めします。
・黄熱予防接種レポ
それでは、コダちゃんが実際に予防接種を受けた際のレポをまとめます。
1.予約時点での挫折
私たちは5月に赴任予定でしたので、
2月ころから黄熱予防接種にむけて動き出しました。
3月に接種する予約枠の予約開始が2月から始まるためです。
このときはまだ、余裕ぶっこいていました。
「国が公衆衛生のためにやっているのだから、まさか予約が取れないことはないだろう」と。。。
最初に名古屋検疫所へ予約の電話をかけました。
3月接種の予約開始日の翌日だったと思います。
夫と二人で行くので、もしかしたら同じ時間・近い時間で打ちたいとかの
希望は通らないかもな~という軽い気持ちで電話しました。
電話口で「黄熱のワクチン・・・」と言ったところ、
下記のように言われました。
「3月の予防接種枠はすべて埋まりました。
予約受付できません。」
…え~!?!?!?こんなことってあるんだ…衝撃でした。
いや。人気歌手のコンサートならわかりますが…
打ちたくもない注射で…打ちなさいと言われているから予約したいのに…
予約が取れない…
ここで、黄熱予防接種の予約は生半可な気持ちではできないと
悟りました。
次に予約ができるのが名鉄病院だったので、
名鉄病院の予約枠をチャレンジすることにしました。
名鉄病院はWeb予約制だったので、予約開始日より前にWeb登録を済ませ、
予約開始日になった瞬間(深夜0時)にログインして
ようやく 私も夫も予約枠を獲得することができました。
まるで限定商品でも買うかのごとく、私はスマホに、夫はPCにしがみついて(笑)
やっとの思いで予約できました。。。
2.接種当日、医師に怒られる
先述のとおり やっとの思いで予約枠を確保し、
接種当日、名鉄病院に行きました。
問診表を記入し、黄熱予防接種の注意点などをまとめた動画が流れる
待合室で待っていると、順番が来ました。
夫と二人で処置室に入り、ブラジルに行くことを説明。
すると、お医者さんが一言。
「ほかの予防接種は打ったかな?」
地元の病院で破傷風・A型肝炎・B型肝炎の予防接種を受けた際に
もらった接種証明を見せたところ、一言。
「こんなの全然ダメですね!!!」
いわく、打たれた予防接種の種類がだいぶ古く、現在主流のものではない。
さらにA型・B型肝炎については3回目が終わっていないのに
西暦(2024)ではなく和暦(R5)で証明書を作成していて、海外で通用しない。
こんなことをして患者からお金をとるなんて信じられない!!!と。。。
なぜか私と夫が怒られました。笑 (え???)
とまあ、止まらないありがたい(?)お言葉をたくさんいただき
イエローカードを作成してもらう必要があるので、
必要事項などをいろいろ記入。
いざ注射。プチ。
注射自体は大して痛くありませんでした。
そして注射後に、お医者さんから不穏な一言。。。
「1週間から10日後に具合悪くなるかもしれないからね~。」
注射後は30分ほど病院で待機、なんの問題もなかったので
お会計をして帰りました。
3.接種11日目に急激な体調不良に見舞われる
わたしは、コロナワクチンは全然平気だったのですが、
インフルエンザの予防接種で腕がバンバンに腫れる副反応がでるので、
黄熱のワクチンは「生ワクチン」と聞くし大丈夫かな。。。と心配していました。
(いろいろなブログをみると、腫れたという人や、熱が出たという情報もありました)
医師から言われた、10日間なんの体調不良もなかったので、
「あ、なにも起きないんだ!やったー!!」
「なんだ、黄熱ワクチン大したことねーじゃん!」と思いながら
眠りについた日の 明け方。。。
全身(特に背中)が痛くて寝返りが打てず目が覚めました。
たしか明け方3時前だったと思います。
意識がはっきりしてきたら、気づきました。
めっちゃ具合悪い。
全身の関節の痛み、熱があるとき特有の悪寒。。。
たとえるなら、インフルエンザの症状を強烈にした感じ でした。
寝返りが打てないほどの全身痛だったので、無論自力で起き上がることもできず。。。
半泣きになりながら、夫に鎮痛剤を持ってきてもらいました。
(いや、正直本気で泣いていました。。。。)
鎮痛剤を飲んで布団で泣いていたら、いつの間にか薬が効き、
少し寝ることができ、朝には熱が下がっていました
(そもそも夜中は熱を測る元気もなかったけど、所感としては絶対に高熱がでていた)
全身のだるさは続いている状態でした。
たまたまその日仕事は午前休を取っていたので午後から出勤でなんとか
なりましたが、夜中の体調の悪さの最大瞬間風速は結構すごかったです。
結果、解熱鎮痛剤でなんとかなりましたが、
黄熱予防接種は具合悪くなる場合もあるよ という話でした。
・予防接種についてのまとめ
以上、長々と書いてきましたが、私の今回の予防接種についての
まとめです。
1.海外赴任が決まったらすぐに推奨予防接種をチェック!
接種のスケジュールを立てたほうが良い!
2.黄熱ワクチンは予約大変で副反応も出る!
3.最終的に黄熱ワクチンを打つことになるので
最初から黄熱ワクチンを打つ病院でほかの予防接種も
打ってもらったほうが無難!
以上、コダちゃんでした。
次回以降はブラジルまでのフライトや 現地での
生活について気ままに書きたいと思います~!